2014年11月29日

鳥取の里山

富有柿の収穫も終わり、西条柿の干柿ができるようになりました。中国地方の特産柿で棗型の渋柿ですが三朝町の山間で皮を剥いて吊るした光景は鳥取県の晩秋の風物詩です。
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今年の干し柿の様子を聞いてみました。
当初は春先(4月中旬)の霜被害が深刻で果樹の生産量を心配していましたが、今年は鹿による被害が甚大のようです。足が長く首も長い鹿は柵を飛び越え柿の枝を引き寄せて折ってしまうそうで、特に新しく定植した柿は2日間で全滅したそうです。
このような被害はサルでも起こり、イノシシやハクビシンは低い枝の柿を食べつくし畑を荒らします。携帯ラジオをかけっぱなしにしたり、脅しの空砲を鳴らしてもすぐに慣れて役に立たず防護柵も鹿やカラスには役に立ちません。
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自然保護が叫ばれる陰で、山里の生産者は廃業が頭をかすめると言い肩を落としていました。
一年の努力が一日の天候や鳥獣のために報われない生産者にはかける言葉が見つかりません。これも里山の荒廃がもたらしたのかも知れません。
posted by つるのはし(鶴乃觜) at 19:50| Comment(0) | 生産者奮闘記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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